令和元年5月1日水曜日
ラーメン二郎 越谷店
30年余り続いた平成が幕を下ろし、令和という新時代を日本は迎えた。
平成28年の天皇陛下(現上皇陛下)のおことばに伴う御譲位について、当初私は憲法的観点から反対だった。しかしながら、平成から令和へと移り変わるお祝いムードを見て、「結果論これで良かったのではないか」と思った。皇室伝統と現行憲法との整合性をいかに保つか智慧を捻り出した政府関係者の方々には頭が下がるばかりである。
さて、私の平成最後のラーメン二郎は仙台店だった。本当は帰省後にどこか行こうかと思ったが、高校同期との会合が入ったので都内に行けなかった。桜台駅前店のつけ麺は頂きたかったなあ(明日に期待)。まあ、4月は仙台店のみということでも良いだろう。
そして、今日。令和元年初日。
当然ながらラーメン二郎愛好家として三田本店に行くことが期待されていただろうが、宇都宮の実家から本店に巡礼する気力と体力はなく、平成最後に開店した越谷店に行くことにした。
越谷駅に午前9時55分頃に到着。
徒歩で越谷店まで。
到着時には7人並んでいた。8人目として列に接続。セカンドロットだった。
初めて見る若い男性助手が裏口から出勤し、「ムッチー」と呼ばれている助手が次に出勤した。
午前10時を過ぎると続々と客が来始めた。
周辺の物件から漂ってきたであろうトイレの汚臭と芳香剤の香りが混ざったニオイが何とも言えない。食欲が削がれるレベルで臭かった。
午前10時30分に開店。豚入りが開店時から売り切れになっていないか危惧していたが、杞憂に終わった。
小豚入りにするか大豚入りにするか最後まで迷ったが、前者に。
店主と「ムッチー」と呼ばれている助手と初めて見る若い女性助手の3人体制。初めて見る若い男性助手は外で行列を整理していた。前回いた中年助手はいなかった。
カウンターに座るや否や、店主に話し掛けてられた。
店主「三田行かないの?」
私「いや今日はちょっと...混むかなって」
店主「新時代なんだから三田行かないとダメじゃん」
私「三田行こうか迷ったんですが、こっちにしました」
店主「嬉しいねこっち選んでくれて。新時代にふさわしい一杯作らなくちゃ」
午前10時49分に着丼。
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小豚入り(850円)。ヤサイニンニクアブラカラメ。

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平打ちの中太ストレート麺はモチッとしている。ブタは食べ応えがある。非乳化スープは醤油がシッカリと感じられる。完飲。
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久し振りの非乳化スープ。仙台店の乳化スープばかり飲んでいると、このようなスッキリタイプのラーメン二郎が恋しくなる。三田本店の朝によく見たスープを思い出す味だった。ヤサイは前回よりも多く乗っていた。麺量が少ないと感じる人はヤサイを増やしたほうが良いと思う。麺は独特の食感で私好みのもの。ブタはハイレベルなウデ肉。これで売り切れが早くなければ良いのだが...。完飲まで12分。令和時代の幸先の良いスタートを切れそうだ。
2軒目に行こうと思ったが、iPhoneの充電が十分でなかった点とどこに行っても混むだろうと容易に想像できる点を考慮して断念。